読めば読むほど目が良くなる話。|第4回:なぜ「くるみ」?目の奥まで熱を届ける理由

こんにちは。横浜・桜木町駅から徒歩3分の眼精疲労専門 鍼灸院TRYです。

あっという間に4月に入りましたね、新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。

桜木町は桜の名所で、大岡川沿いの桜はとても綺麗です。
訪問マッサージに行く際に、様々な場所で桜見られるのでなんだか嬉しくなりますね!

さてさて、早速本題に入りますが。
当院ではくるみの殻を利用したくるみ灸という施術を行います。

来院動機を聞くと、多くの人がくるみ灸が気になってきました!と答えるほどインパクトが強い施術です。
見た目は少し不思議かもしれませんが、実は「くるみの殻」を使うのには、医学的にも非常に理にかなった理由があるんです。

目次

「蒸気」の力が、目の深部まで届く

そもそもくるみ灸とは?
漢方に浸したくるみの殻の上でもぐさを燃やす施術です。


特徴は、くるみの殻に含まれる水分が温められることで生まれる「蒸気(湿熱)」にあります。

実は、乾いた熱よりも、潤いを含んだ熱(湿熱)のほうが、身体の深いところまで熱が浸透しやすいという性質があります。
目の周りには、涙の質を整える「マイボーム腺」や、視力を支える大切な筋肉・神経が集まっています。

これらをじんわりとした蒸気で包み込み、奥から緩めていくのがくるみ灸の狙いです。

漢方の成分を直接透過させる

そしてもう一つ、くるみの殻を使う最大の理由が、「漢方をくるみの殻に漬け込み、成分を熱によって直接透過させる」ことにあります。

使用する漢方は菊花という漢方で、目に良い成分が入っている漢方です。
ただ温めるだけでなく、漢方のエッセンスを皮膚からじわじわと染み込ませていく。

これによって、まぶたの裏側の血流や、疲れきった目の組織に直接働きかけることができるのです。

一見すると伝統的な手法ですが、実は「瞳の奥」に成分を効率よく届けるための、非常に合理的な知恵が詰まっています。
「なぜこれを受けると楽になるのか」という理屈を知っておけば、より当院の施術効果が上がっていきますよ。

💡 瞳のワンポイント・アドバイス

ご自宅でも、お風呂上がりや寝る前にホットアイマスク(または蒸しタオル)を活用してみてください。

ポイントは、「5分から10分」と少し長めに温めること。
くるみ灸と同じように、じっくり時間をかけて熱を伝えることで、まぶたの奥の油(マイボーム腺)が溶け出しやすくなり、翌朝の目の乾燥やシバシバ感が軽減されますよ。

ぜひ試してみてくださいね!

それでは、また次回のコラムにてお会いしましょう。

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